ライフスタイル

AGENTS.md の階層と優先規則

ルートと子フォルダーの指示、衝突、override を追い、選択された文書を確認します。

読了目安 12 分 · 操作 25 分

独自の手順図です。製品画面の画像ではありません。
画像:Mokaair (© Mokaair)
総目次へ:Codex 学習ガイド:全記事の目次

実践 · Desktop / CLI / VS Code / JetBrains / cloud

この記事の目次
  1. 目標と準備
  2. 読込み順を理解する
  3. 手順1:独立した規則の実験を作る
  4. 手順2:二つの場所から起動する
  5. 手順3:同じ層の override と比較
  6. 失敗の切り分けと完了条件

目標と準備

は作業指示、 は別の優先順位を持つアプリ設定です。権限を増やさず、返答の印と共通要件を観察します。ファイルを引用できても起動時に読まれた証明にはならず、動作と作業場所も確認します。

読込み順を理解する

グローバルは通常ユーザーの .codex、CODEX_HOME があればその場所です。プロジェクトは認識したルートから現在地までを辿り、兄弟フォルダー全体は探索しません。各層で AGENTS.override.md、AGENTS.md、設定済み代替名の順に最大一つを選びます。深い層は衝突項目を上書きし、両立する要件は残ります。

状況選択する規則仮定しないこと
ルート起動ルート全子フォルダーを読んだ
ui 起動ルート、ui強制ポリシーを無効化できる
ui に非空 overrideルート、ui override同層 AGENTS.md も結合する
旧セッションで編集以前の文脈が残る場合がある保存したので再読済み

手順1:独立した規則の実験を作る

新しい codex-rules-lab に ui と data を作り、override はまだ置きません。エディターで開き、PowerShell は Get-Location、macOS / Linux は pwd で新規教材の場所を確認します。次の Git 初期化でルートを明確にし、コミットやリモート接続は不要です。

システム端末:新しいルール練習のルートを確認して実行する · sh
git init
git rev-parse --show-toplevel

ルート AGENTS.md に次の全文を保存します。ROOT-LAB は観察用の接頭辞、KEEP-DATA は下位でも残す共通要件です。教材の印なので、本番では実際のテスト、データ保持、交付要件に置き換えます。

ファイル内容:ルートの AGENTS.md · markdown
# Root practice instructions

- Start the final answer with ROOT-LAB.
- Include KEEP-DATA in the final answer.
- Do not change any files for the rule-discovery exercise.
- Report checks that were actually performed separately from unverified claims.

二つ目を ui/AGENTS.md、資料メモを data/README.md に保存します。README は意図的に AGENTS ではなく、該当する代替名設定がなければ Markdown だけを理由に起動指示にはなりません。大文字小文字と .txt の混入を確認します。

ファイル内容:ui/AGENTS.md · markdown
# UI practice instructions

- Start the final answer with UI-LAB instead of ROOT-LAB.
- Include UI-BASE in the final answer.
ファイル内容:data/README.md · markdown
# Data notes

This folder describes fictional practice data.
DATA-NOTE is a document marker, not a required answer prefix.

手順2:二つの場所から起動する

教材ルートで最初の読み取り専用起動コマンドを実行し、Codex へ次の依頼を送ります。規則の全文や期待接頭辞は貼りません。ROOT-LAB と KEEP-DATA を期待します。/exit でシェルに戻り、resume せず二つ目のコマンドで ui の新規セッションを作ります。

システム端末:練習ルートから新しい CLI セッションを起動する · sh
codex --cd . --sandbox read-only
自然言語の依頼:新しい CLI セッションに入力する · text
Without changing files, report the current working directory and the project instruction sources already available to this session. Follow the active response-format instructions. Do not search unrelated sibling folders just to collect more rules. Distinguish known loaded instructions from files you have not inspected.
システム端末:前の CLI を終了してルートから実行する · sh
codex --cd ui --sandbox read-only

ui でも同じ依頼を送り、UI-LAB、KEEP-DATA、UI-BASE を確認します。接頭辞は下位が上書きし、両立する根の要件は残ります。手動読み取りを依頼して初めて説明できたなら、起動時の発見と分けて記録します。モデルの自己申告は読込みログではなく、不十分な証拠を成功扱いしません。

手順3:同じ層の override と比較

ui を終了し、AGENTS.md を残して次の AGENTS.override.md を同層に追加します。教材ルートから同じ ui 起動コマンドと依頼を使います。UI-OVERRIDE と KEEP-DATA が期待値で、置き換えられた同層からの UI-BASE は入りません。override はその層の候補を替え、根やグローバルすべてを消すものではありません。

ファイル内容:ui/AGENTS.override.md · markdown
# UI override practice

- Start the final answer with UI-OVERRIDE instead of ROOT-LAB.
- Include OVERRIDE-ACTIVE in the final answer.

境界確認ではバックアップして override を空にし、新規起動の結果を記録します。ローカル codex-cli 0.154.0-alpha.6.2 の診断入力は空の本文を含まず、同層 AGENTS.md も読まず、根の規則だけでした。空ファイルを確実な無効化方法とせず、代替名にない override.saved.md へ改名して新規起動し、UI-LAB、UI-BASE、KEEP-DATA を確認します。グローバルや設定全体は削除しません。

読み込みと遵守を一つの記録で区別する

ルート、UI、override、空の override、改名後の各新規起動で記録します。実際の回答欄に期待値を先に書かないでください。診断入力に UI override があっても回答に OVERRIDE-ACTIVE がなければ、入力への含有は確認できても形式遵守は不合格です。未読み込みとは断定できず、モデルの自述も診断入力の証拠にはなりません。私的な入力には他の規則も含み得るため練習部分の要約だけ残します。

個人用観察表:起動ごとに一つ記入する。CLI コマンドではありません · text
Case: [root / UI / override / empty override / renamed restoration]
CLI version and start directory: [actual values]
New session: [yes / no / unverified]
Instruction-file state: [paths, nonempty/empty/renamed]
Expected markers: [prediction]
Instruction-source evidence: [observed input/log / model statement only / unavailable]
Actual answer markers: [observed values / no model run]
Conclusion: [discovery verified? response verified? remaining uncertainty]

失敗の切り分けと完了条件

印がなければ拡張子、空でない内容、Git ルート、--cd を確認します。古い印なら resume ではなく新規起動か、部分欠落なら同層 override、グローバル、上位指示を調べます。深い AGENTS.md は組織規則、権限、ユーザー依頼を越える許可ではありません。衝突源を特定して変更可能な指示を直します。

長い指示は既定の合計32 KiBに達する場合があり、文字数ではなくバイト数です。必要規則を残し、長い設計や例は普通の文書として必要時に読みます。兄弟フォルダーに分割しても全部自動読込みにはなりません。代替名や上限はで扱い、変更後に再起動検証します。

ルート、ui、override、空 override、改名復元の起動場所、ファイル状態、実際の印を残します。KEEP-DATA を維持し、override を外すと ui に戻ることを確認します。ローカルは debug prompt-input の実入力を確認し、モデル要求や遵守の主張はしていません。仕様と版の違いを記録し、返答動作は新規セッションで別途確認します。へ進めます。

独自の手順図です。製品画面の画像ではありません。
独自の手順図です。製品画面の画像ではありません。 · 画像:Mokaair (© Mokaair)
詳しい説明を読む

Three numbered stages: identify the starting point, perform the exercise, and verify the result. Original illustration, not a product screenshot.

総目次へ

  • ライフスタイル

    Codex 学習ガイド:全記事の目次

    導入と最初のタスクから MD の指示、高度な連携まで、60 レッスン・十単元を予定しています。習熟度、環境、目的、コマンドで次の記事を探せます。未公開の記事には状態を表示します。

  • ライフスタイル

    Worktree とタスクの分離

    Worktree は一つの Git リポジトリに別ブランチの作業場所を作ります。ファイルは分かれても DB、ポート、外部サービスは共有される場合があります。

  • ライフスタイル

    実践:小さな Web サイトを作る

    brief.md から Small Steps のタスクサイトを計画・制作し、追加、完了、削除、絞り込み、ローカル保存を実装します。HTML、CSS、データ関数、画面イベント、テストを分け、Node とブラウザーで検証して再起動・復元の手順を残します。

  • ライフスタイル

    使用量と効率:やり直しを減らす

    条件、モデル設定、時間、成果を記録し、不要な再試行と過剰な文脈を減らします。

最新の旅の情報・ガイド

出典

ライフスタイル