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AWS:ChatGPTデスクトップアプリがGovCloudのAmazon Bedrockで利用可能に、高セキュリティ要件の組織向け

AWSは公式ブログで、ChatGPTデスクトップアプリがAWS GovCloud (US) のAmazon Bedrock経由でOpenAIモデルを利用できるようになったと説明しています。主にセキュリティ設計上GovCloudの利用が求められる組織が対象です。AWSは、この構成を採用してもワークロードが自動的に認可されるわけではなく、組織自身での審査が必要だと注意を促しています。

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AWS:ChatGPTデスクトップアプリがGovCloudのAmazon Bedrockで利用可能に、高セキュリティ要件の組織向け
画像:Mokaair (Original editorial artwork)

何が起きたのか

AWSは公式ブログで、ChatGPTデスクトップアプリがAWS GovCloud (US) のAmazon Bedrockで利用可能になったと説明しています。Amazon BedrockはAWS上でAIモデルを利用するためのサービスで、GovCloud (US) はAWSのクラウド環境の一つです。ユーザーはWorkとCodexの2つのコンポーネントを通じて、OpenAIのフロンティアモデル(frontier models、最先端のAIモデル)にアクセスできます。

AWSの説明では、Workは複雑な複数ステップのタスクを完了し、レビュー可能な成果物を提供します。Codexは、ソフトウェアの開発、テスト、レビューを行うコーディングエージェントです。AWSは、デスクトップアプリのほか、Codex CLI(コマンドライン版)や、Visual Studio Code、JetBrains、Xcodeなどの開発ツールとの統合からも利用できるとしています。モデル推論(モデルが実際に計算して応答を生成する処理)は、Amazon BedrockのResponses API経由で送信されます。

リクエストの送信方法とデータの扱い

AWSによると、このガイドは、モデル推論にAWS GovCloud (US) のID、エンドポイント(サービスの接続先アドレス)、リージョン制御の使用が求められるセキュリティ設計の組織を対象としています。リクエストはus-gov-west-1リージョンのAmazon Bedrock Mantle経由で送信され、アクセスはAWS IAM(IDとアクセス管理)および既存のGovCloudネットワーク制御で管理できます。

AWSは、データレジデンシー(データを特定のリージョン内で処理することを求める要件)がある顧客については、処理は選択したAmazon Bedrockリージョン内にとどまると述べています。料金はトークン(モデル利用量の課金単位)に基づいて計算され、シートライセンスや開発者ごとの契約は不要です。また、設定可能なゼロデータ保持(ZDR)モードにも対応しており、このモードではプロンプトと応答がAWSによって永続ストレージに書き込まれることはなく、モデルプロバイダーと共有されることもありません。

AWSブログの説明のポイント
項目AWSの説明
利用可能なコンポーネントWork(複雑な複数ステップのタスク)とCodex(コーディングエージェント)
推論経路us-gov-west-1のAmazon Bedrock Mantle経由、Responses APIを使用
アクセス管理AWS IAMおよび既存のGovCloudネットワーク制御
課金トークン課金、シートライセンスや開発者ごとの契約は不要
データ保持ゼロデータ保持(ZDR)に対応
サインインと認証APIモードでのサインイン。Bedrock APIキーまたはAWS SDK認証情報チェーン(SSO=シングルサインオンを含む)に対応

管理された展開における制限

AWSによると、説明されている構成では、APIモードでのサインイン、管理されたデバイスポリシー、名前付きAWSプロファイル、ネットワーク制限を用い、承認済みのAmazon Bedrockエンドポイントへの接続のみを許可し、その他の外部接続やネットワーク機能を持つ機能は無効にします。AWSはこれを、機関のセキュリティチームがより広範な利用を承認する前にテストし文書化できる展開方法だとしています。

AWSの説明では、展開にはconfig.tomlとrequirements.tomlの2つの設定ファイルが必要で、アプリの起動前に配置されている必要があります。このうちrequirements.tomlは管理者が管理し、ユーザーが上書きできないセキュリティ制約を設定します。またAWSは、この構成はAWSを直接使用するため、ChatGPTのワークスペースルールやユーザーロールでは制御されず、主なセキュリティ制御はコンピューターのポリシーと、使用するAWSのIDおよび権限になると指摘しています。

AWSは問題発生時の対処にも触れています。GovCloudエンドポイントがサポート対象外と報告された場合は、URLを変更するだけではサポートが確立されないため、正確なデスクトップまたはapp-serverのバージョン、エンドポイント、モデルについてOpenAIに確認すべきだとしています。検証チェックが失敗した場合は、展開を中止し、影響を受けたデバイスを以前承認されたポリシーとプロバイダー設定に戻し、一時的なAWS認証情報またはAPIキーを失効させることをAWSは推奨しています。

よくある質問

この情報の出どころはどこですか?

内容はAWS自身の機械学習ブログによるもので、本記事のすべての主張はAWSの説明です。独立した第三者による検証結果ではありません。

この設定ガイドは誰を対象としていますか?

AWSによると、モデル推論にAWS GovCloud (US) のID、エンドポイント、リージョン制御の使用が求められるセキュリティ設計の組織が対象です。

アプリがOpenAIアカウントへのサインインを求めてきた場合はどうすればよいですか?

AWSは、requirements.tomlとconfig.tomlの場所とファイル名が完全に正しいことを確認し、ChatGPTとCodexのすべてのプロセスを終了してから再起動することを推奨しています。この2つのファイルはアプリの起動前に配置されている必要があります。

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