ガイド台南

台南1泊2日モデルコース:旧市街と安平、朝の牛肉スープ

2026年に確認した台南1泊2日の歩き方。高鉄台南駅から沙崙線で市内へ入る時間と運賃、高雄からの台鉄、1日目の赤崁楼・孔子廟・林百貨・神農街、2日目の安平、市内バス2路と観光バス98、日本の免許でバイクを借りる条件、牛肉スープを朝に食べる理由まで。

更新日: 読了目安 11 分

安平古堡の古いレンガの城壁を覆うガジュマルの根
画像:lumoplank (CC0 1.0)

リンク経由の予約で当サイトに報酬が入る場合があります。追加料金はかかりません。

台南(台南)は二百年にわたって台湾の都だった街で、いまも「食の都」と呼ばれます。オランダ時代の砦、清代の廟、日本統治時代の百貨店を見て、牛肉スープ・担仔麺・碗粿を食べ歩くのに、1泊2日あれば足ります。順番は地元の人と同じ。1日目は旧市街を徒歩で、2日目は安平(安平)へ、朝食は早く。

運賃・開館時間・入場料はすべて2026年9月13日に台湾鉄路(台鉄)、台湾高鉄、台湾好行、台南市の史跡公式ページで確認しました。確認できなかった数字は書いていません。

台南への行き方

高鉄台南駅(高鐵台南站)は帰仁(歸仁)にあり、市街地から遠く離れています。改札を出たら2階の連絡通路で台鉄沙崙駅(沙崙站)へ歩き、沙崙線の区間車(各駅停車)で台南駅(台南車站)へ。台鉄の時刻表では所要12〜14分、運賃NT$25、08:00〜12:00の間に18本ありました。高鉄の駅ページでは始発が5時50分ごろ、終電が23時ごろ。悠遊カード(悠遊卡)かiPASSをタッチすれば切符は不要です。

乗り換えを避けたいなら、高鉄利用者が無料で乗れる快捷バスH31があります。駅前1番のりばから台南市政府(台南市政府)まで約50分(高鉄の案内)。乗務員が高鉄の乗車券を確認することがあります。

高雄(高雄)からは、どちらの駅も市の中心にある台鉄が便利です。高雄駅から台南までの区間車はNT$102で58分〜1時間14分、自強号・普悠瑪号はNT$158で32〜38分。台北からは高鉄が正解で、速い便なら2時間かかりません。そこに沙崙線の乗車を足してください。

台鉄・台湾高鉄の公式サイトで2026年9月13日に確認。片道大人運賃
区間列車・バス所要時間大人運賃
沙崙(高鉄台南)→ 台南駅台鉄 区間車(沙崙線)12〜14分NT$25
高鉄台南駅 → 台南市政府高鉄快捷バス H31約50分高鉄乗車券があれば無料
高雄 → 台南台鉄 区間車58分〜1時間14分NT$102
高雄 → 台南台鉄 自強・普悠瑪32〜38分NT$158

台南への鉄道チケット・送迎・レンタカーを予約する

台南の4つのエリアと高鉄台南駅、沙崙線、バス2路、観光バス98を示した概略図
全体像:東に高鉄台南駅と沙崙線、台南駅周辺が旧市街、西に国華街、海側が安平。運賃と時間は公式サイトで確認したものだけ(図中は繁体字と英語)。 · 画像:Mokaair (© Mokaair)
詳しい説明を読む

示意圖,非精確比例,由東到西排列。東邊的台南車站以台鐵連接:沙崙線區間車從高鐵台南站旁的沙崙站到台南車站 12 到 14 分、NT$25,首班約 05:50、末班約 23:00,高鐵台南站在歸仁,走 2 樓連通道到沙崙站;往南到高雄,區間車 NT$102、58 分到 1 小時 14 分,自強號與普悠瑪號 NT$158、32 到 38 分;H31 高鐵快捷公車到台南市政府約 50 分,持高鐵車票免費。第一天的赤崁樓/孔廟區離台南車站步行 15 到 25 分:赤崁樓 08:30 到 21:30、NT$70,往南步行 15 分到 1665 年創建的孔廟,林百貨 11:00 到 21:00 免費。往西是國華街小吃(牛肉湯一早吃,擔仔麵、碗粿、蝦捲,攤位多只收現金)與傍晚的神農街,兩者步行 10 分。最西邊的安平離台南車站約 5 公里:安平古堡、安平樹屋、億載金城(部分區域開放)08:30 到 17:30,各 NT$70、優待 NT$35,三處 NT$210,另有安平老街。2 路公車從台南車站到安平古堡,上下車都刷卡。台灣好行 98 府城台江線依序停台南車站、延平郡王祠、孔廟、林百貨、赤崁樓、億載金城、安平古堡、安平樹屋、四草、七股鹽山,每段 NT$18,台南車站一天發車 7 班(09:20 到 17:20),回程末班 18:30。Schematic, not to scale, east to west. Tainan Station connects by TRA: the Shalun Line local train from Shalun Station next to THSR Tainan takes 12 to 14 minutes for NT$25, first train about 05:50 and last about 23:00, reached from the THSR station through a 2F corridor; south to Kaohsiung the local train costs NT$102 and takes 58 minutes to 1 hour 14 minutes, Tze-Chiang and Puyuma trains NT$158 in 32 to 38 minutes; the H31 THSR shuttle reaches Tainan City Government in about 50 minutes, free with a THSR ticket. Day one's Chihkan Tower and Confucius Temple area is a 15 to 25 minute walk from Tainan Station: Chihkan Tower 08:30 to 21:30 for NT$70, a 15 minute walk south to the Confucius Temple founded in 1665, and Hayashi Department Store 11:00 to 21:00, free. West of it are Guohua Street for street food (beef soup early, danzai noodles, rice cakes, shrimp rolls, mostly cash) and Shennong Street at dusk, 10 minutes apart on foot. Anping, about 5 km west, has Anping Old Fort, the Tree House and Eternal Golden Castle (partly open), 08:30 to 17:30, NT$70 each or NT$35 concession, NT$210 for all three, plus Anping Old Street. Bus 2 runs from Tainan Station to Anping Old Fort, tap on and off. Tourist Shuttle 98 stops at Tainan Station, the Koxinga Shrine, the Confucius Temple, Hayashi, Chihkan Tower, Eternal Golden Castle, Anping Old Fort, the Tree House, Sicao and Qigu Salt Mountain for NT$18 a section, with 7 departures a day from Tainan Station between 09:20 and 17:20 and a last return at 18:30.

1日目:旧市街を歩く

1日目の見どころはすべて台南駅から徒歩15〜25分の範囲にあります。数ブロックごとに廟があり、古い商家と何十年も動かない屋台が続く道そのものが見どころです。荷物を預けたら赤崁楼から。

午前:赤崁楼(赤崁樓)

赤崁楼は、オランダが1653年に築いたプロヴィンシア城の基壇に清代の楼閣が載った建物です。開館は毎日08:30〜21:30(チケット販売は21:00まで)、大人NT$70、半額NT$35。正直に書くと、2026年9月時点で公式ページには海神廟と御贔屭碑の修復工事が出ており、敷地の一部は囲いの中です。それでも城の基礎と石碑の列は見る価値があり、閉館が遅いので夕食後にライトアップを見に戻れます。

亀の台座に載った石碑が並ぶ赤崁楼の正面
赤崁楼。清代の楼閣がオランダ時代の基壇に載る。2026年9月時点で敷地の一部は修復中。 · 画像:CEphoto, Uwe Aranas (CC BY-SA 3.0)

孔子廟(孔廟)

南へ15分ほど歩くと台南孔子廟。1665年創建で「全臺首學」、台湾最初の学校を名乗ります。木陰の境内と脇の堂は無料。正殿の大成殿(大成殿)は入場料を取ることがあり、料金と時間は門前の掲示が正確です。向かいの府中街(府中街)は茶館と屋台の短い路地で、ひと休みに向いています。

林百貨(林百貨)

日本の読者には一番のハイライトでしょう。林百貨は山口県出身の商人・林方一が建て、梅澤捨次郎が設計し、1932年12月5日に開業した台湾で2番目の大型百貨店です。いまは土産物店と博物館を兼ねた施設で、入場無料、毎日11:00〜21:00。針式表示の手動式エレベーターに乗り、上階の1945年の空襲の機銃掃射痕を探し、最後は屋上へ。1933年完成の末廣社(末廣社)は、台湾の商業建築の屋上に残る唯一の神社です。台南駅の駅舎も日本統治時代の建物です。

夕方:神農街(神農街)

神農街は清代の商家が並ぶ一本道で、日が落ちると提灯が灯ります。古い家を改装したカフェやバーは夕方から開きます。林百貨のあとに歩いて、夕食は東へ10分ほどの国華街へ。

国華街と朝の牛肉スープ

国華街(國華街)は台南の人が路上のテーブルで食事をする通りです。頼むべきは4つ。牛肉スープ(牛肉湯)、担仔麺(擔仔麵)、碗粿(碗粿)、エビ巻き(蝦捲)。どれも高くありませんが、カードが使える屋台はほぼありません。

  • 牛肉湯:薄切りの生の台湾産牛肉を先に丼に入れ、熱いスープを注いで数秒で火を通します。千切り生姜と醤油が付き、たいてい肉燥飯(肉そぼろご飯)も頼めます。
  • 擔仔麺:エビだしのスープに細麺、豚ひき肉、エビ1尾の小さな丼。量はおやつ程度なので2品頼むのが普通です。
  • 碗粿:米の生地を碗で蒸し、豚肉・椎茸・塩漬け卵の黄身を入れたもの。甘辛いたれとニンニクで食べる、甘くないおかず系です。
  • 蝦捲:エビと豚のすり身を網脂で包んで揚げたもの。1本単位で注文し、たれを付けて熱いうちに。

牛肉スープは朝の食べ物です。台南の牛は夜のうちに処理され、肉がそのまま店に届くので、地元の人は出勤前に食べます。有名店は夜明け前に開き、その日の肉が売り切れたら閉店。昼前に終わる店も珍しくありません。台南流に、起きて、一杯食べて、それから1日を始めましょう。行列があれば隣の店で十分です。

薄切り牛肉の入った台南の牛肉スープと、千切り生姜の小皿
国華街の牛肉スープ。生の薄切り肉に熱いスープを注ぎ、生姜を添えて。昼ではなく朝に。 · 画像:Sinchen.Lin (CC BY 2.0)

2日目:安平(安平)

安平は1620年代にオランダがゼーランディア城を築いた港町で、砦、ガジュマルに飲み込まれた倉庫、小吃の通りが集まる低層の街並みです。台南駅から西へ約5km。有料の3か所は毎日08:30〜17:30、入場料はいずれも大人NT$70・半額NT$35(台南市文化局の史跡案内より)。3か所でNT$210、のんびり半日です。

  • 安平古堡(安平古堡):基壇と長いレンガの城壁がオランダ時代のもの。白い展望塔から旧港が見渡せます。市内バス2路が門前の「安平古堡」停留所に停まります。
  • 安平樹屋(安平樹屋):徳記洋行(德記洋行)の裏の19世紀の倉庫をガジュマルが貫いた場所。高い通路で樹冠の高さを歩けます。
  • 億載金城(億載金城):1874年築の星形の海防砲台。修復が続く中、2024年7月8日から一部が再公開。閉鎖区域は門の掲示で確認を。

施設の間の安平老街(安平老街)ではエビせんべい、砂糖漬けの果物、豆花が売られています。団体客が来る前の午前中に。体力が残っていれば、四草(四草)のマングローブ遊覧船と観夕平台(觀夕平臺)はどちらも後述の観光バス98の停留所です。

台南市文化局史跡案内と台南旅遊網で2026年9月13日に確認。台南市民は身分証提示で無料
施設開館時間大人/半額
赤崁楼(赤崁樓)08:30〜21:30、チケット販売は21:00までNT$70/NT$35
安平古堡(安平古堡)08:30〜17:30NT$70/NT$35
安平樹屋(安平樹屋)08:30〜17:30NT$70/NT$35
億載金城(億載金城)08:30〜17:30、一部区域のみNT$70/NT$35
林百貨(林百貨)11:00〜21:00無料

安平の入場券、四草の遊覧船、台南の日帰りツアー

市内の移動

台南に地下鉄はありません。移動はバス、YouBike、徒歩です。覚えるべき市内バスは2路(2路)で、台南駅から安平古堡を経由して安平へ。市内バスは区間制で、乗車時と降車時に悠遊カードをタッチします。2路の正確な運賃は大台南公車のサイト(2384.tainan.gov.tw、英語表示あり)で。下の観光バスは1区間NT$18です。

台湾好行(観光バス)は変わりました。古いガイドの88府城巡回線と99安平台江線は、公式サイト taiwantrip.com.tw の一覧から消えています。いまの路線は98府城台江線(98 府城台江線)で、台南駅、孔子廟、林百貨、赤崁楼、億載金城、安平古堡、安平樹屋、四草、七股塩山(七股鹽山)を結びます。運賃は1区間NT$18。市内と安平までは1区間、四草を越えて七股まで乗ると2区間です。問題は本数で、台南駅発は1日7本だけ(09:20、10:20、11:20、13:00、14:20、15:20、17:20)、帰りの最終は18:30発。毎日運行かはサイトに明記がないので、乗る日の運行を確認してください。

バイクは地元の足ですが、日本人には独特の条件があります。台湾と日本は免許を相互承認していて、日本の運転免許証、中国語翻訳文(JAFまたは日本台湾交流協会が発行)、パスポートの3点で入境から1年間運転できます。日本発行の国際運転免許証は台湾では使えず、翻訳文がないとレンタル店は貸しません。右側通行でヘルメットは義務。平坦な旧市街ならYouBike 2.0でも十分で、赤崁楼と億載金城の前にステーションがあります。

出発前に:入国・お金・言葉

日本のパスポートは90日までビザ免除です。外交部領事事務局(BOCA)の2026年7月17日更新の一覧では、日本と米国のパスポートは残存期間が滞在日数を超えていれば足り、6か月ルールの対象外です。帰りか次の目的地への航空券の提示を求められることがあります。搭乗前にオンラインの入境登記(Taiwan Arrival Card)を済ませておきましょう。

お金:台鉄・高鉄・バス・史跡の窓口は悠遊カードかクレジットカードで払えますが、国華街の屋台と牛肉スープの店の多くは現金だけ。台湾ドルはセブンイレブンのATMで引き出せます。目安はNT$100で500円前後(レート次第)。言葉:鉄道と史跡の案内は中国語と英語で、日本語表示はほとんどありません。小吃のメニューは漢字なので、この記事の( )内の中国語名を見せれば通じます。

Mokaairの台南ページ:ホテル、グルメ、ほかのガイド

台南グルメ一覧:牛肉スープ、担仔麺ほか

出典

旅の攻略ガイド