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Cloudflare、AI Gateway経由でWeb Search APIを提供開始 検索パートナーにクローラー規範の順守を求める

Cloudflareは2026年10月2日、AIエージェントがAI Gatewayを通じてリアルタイムのウェブ情報を検索できるWeb Search APIを発表した。最初のパートナーはCeramic.ai、Exa、Linkupの3社。Cloudflareによると、これらのパートナーのクローラーはVerified botsの要件を満たし、出典を明示する必要がある。AIアプリを開発する開発者にも、コンテンツがクロールされ得るサイト運営者にも関わる話題だ。

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Cloudflare、AI Gateway経由でWeb Search APIを提供開始 検索パートナーにクローラー規範の順守を求める
画像:Mokaair (Original editorial artwork)

Cloudflareが発表した内容

Cloudflareは2026年10月2日、公式ブログで、同社のAI Gatewayを通じたWeb Search APIの提供を発表した。AI GatewayはCloudflareがAIアプリ向けに提供する管理プラットフォームで、ログによる可観測性、統一課金、セキュリティやアクセス制御などの機能を備える。記事はMichelle Chen、Sam Else、Gabriel Massadasの3氏が執筆し、同社のBirthday Weekにおける一連の発表の一つとなっている。Cloudflareによると、最初に提携するウェブ検索プロバイダーはCeramic.ai、Exa、Linkupの3社である。

AIエージェントとは、ユーザーに代わってタスクを実行するAIプログラムのこと。Cloudflareの説明によると、AIエージェントはリアルタイムのウェブページを読み込む必要がある場合、URLを推測して直接取得することが多く、推測が外れると404 Not Foundエラー(ページが見つからない)が返される。同社はまた、モデルは通常、学習後のある時点で固定され、知識のカットオフ日以前の情報しか利用できないと指摘している。Cloudflareによれば、ウェブ検索を使えばエージェントは人間と同じようにまず検索し、リアルタイムの情報に基づいて回答できるという。

クローラー規範:今回の発表の要点

クローラーとは、ウェブページの内容を自動で読み取るプログラムのこと。Cloudflareによると、パートナー各社はCloudflareのクローラー基準を満たすことを約束している。具体的な要件は2つある。第1に、検索プロバイダーが使うクローラーは、Cloudflareの開発者ドキュメントにある「Verified bots」(検証済みボット)の公開要件を満たさなければならない。第2に、検索結果にはクロールしたコンテンツの所在を示すリンクを付けなければならない。Cloudflareは、これらのプロバイダーが自社クローラーを識別できるようにし、robots.txtを順守し、検索結果の出典を提供するとしている。

一般の読者やサイト運営者にとっては、このプラットフォーム上では、Cloudflareの設計どおりであれば、AIツールがウェブコンテンツを引用する際に出典が示されることを意味する。サイト側もrobots.txtでクロールを許可するかどうかを意思表示できる。ただし、これらの約束が実際に守られるかについては、現時点ではCloudflare側の説明しかない。

開発者の利用方法

Cloudflareによると、ウェブ検索のリクエストはAI Gatewayの通常の可観測性ログに表示され、検索費用はAI Gatewayのクレジットから差し引かれる。管理者は、誰がどの検索プロバイダーを使えるかを制御することもできる。同社は、ゼロデータ保持(ZDR)、つまりユーザーデータを保持しないプロバイダーにはその旨を表示するとしている。ウェブ検索はパートナーの公開API価格で提供され、上乗せ料金はない。Cloudflareはキーの持ち込み(BYOK)にも対応しており、チームは既存のプロバイダーアカウント設定をそのまま使える。

Cloudflare Web Search APIの利用方法比較(出典:Cloudflare公式ブログ)
利用方法説明(Cloudflareの発表による)現在の状況
REST API既存のバックエンド、モバイルアプリ、外部サービスから標準的なRESTエンドポイント経由で検索提供中
Workers bindingCloudflare Workers内で専用のbindingとしてウェブ検索を呼び出す(Cloudflareによればコード1行で可能)提供中
Server ToolsAI Gatewayに組み込まれたネイティブツールで、ウェブ検索は最初のツールの一つ近日提供予定

一般の読者への影響

  • AIアシスタントがこうした検索サービスを採用すれば、最近の出来事について学習データだけでなくリアルタイムの情報に基づいて回答できる。
  • Cloudflareの規範では検索結果に出典リンクを付ける必要があるため、読者は元の記事に戻って確認しやすくなる。
  • サイト運営者はrobots.txtで意向を示すことができ、Cloudflareはパートナーがそれを順守するとしている。

よくある質問

Web Search APIとは何ですか?

Cloudflareの発表によると、AI Gateway経由で提供されるウェブ検索サービスです。AIエージェントはこれを使ってウェブ上のリアルタイム情報を検索でき、検索結果はモデルのコンテキストに入れられ、回答時の参考になります。

どの検索プロバイダーが参加していますか?

Cloudflareによると、最初のパートナーはCeramic.ai、Exa、Linkupの3社です。

サイトがAIにクロールされることとどう関係しますか?

Cloudflareによると、パートナーのクローラーは同社の「Verified bots」要件を満たし、自らの身元を明示し、robots.txtを順守する必要があります。また、検索結果にはコンテンツの出典リンクを付ける必要があります。

利用に追加料金はかかりますか?

Cloudflareによると、ウェブ検索はパートナーの公開API価格で提供され、上乗せ料金はありません。費用はAI Gatewayのクレジットから差し引かれ、キーの持ち込み(BYOK)にも対応しています。

Server Toolsはいつ提供されますか?

Cloudflareは「近日提供予定」とだけ述べ、ウェブ検索が最初に組み込まれるツールの一つになるとしています。発表に具体的な日付は示されていません。

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